採用する上で会社に必要なこと
こんにちは。社長です。
なんとか続いているこの「社長のひとりごと」シリーズ。
今日は、人と一緒に働くことについて、ひとりごとをしたいと思います。
働く上で人って2つの側面を持っていると思っています。
1つは、人としてありのままのその人としての価値。誰しもどんな人であっても、「そのままのあなた」で素晴らしい。それは誰しもが持ちうる権利であり、何人たりとも否定できないことです。
もう1つは、仕事をする上での「機能」としての価値。つまり、仕事ができるかどうか?です。
仕事ができるかどうかって、とても大事な要素の1つではありますが、それだけを見る会社ではあまりにもドライな会社です。
また、新入社員にとって、仕事ができるかどうか?の側面だけを見られて、あれやこれや言われても、どうしようもありませんし、できないのは当然です。また、新しく入ってくれる社員が仕事をする上での「機能」としての価値がものすごく高いということは、よっぽどの即戦力でない限り、あり得ません。
ですから、会社として必要なことは、1つ目の人としてのありのままの価値、素の自分、なぜこの仕事をしたいのか?などを出してもらって、それを当社の社員が見て・感じて、一緒に働きたいと思うかどうか。
残念ながら物覚えが悪い、手先が不器用など、仕事を覚えるのが遅い人もいると思います。しかし、うちの社員が一緒に働きたいと思って入社していただいたのであれば、多少のことは目をつむって、育てていこうと考えてくれるのがうちの社員のみんなです。
だからこそ、「お互いが一緒に働きたいと思えるか?」を大事にしなくてはいけないと考えます。
これまでの面接では、「お互いが一緒に働きたいと思えるか?」について、あまり深く考えておらず、部長・社長面接で終わり、現場のみんなの意見を聞かずに配属していました。
今後は、面接時に素を出してもらって、社員の意見・気持ちも確認しつつ、お互いに「お互いが一緒に働きたいと思えるか?」という人の部分について、お互いがわかり合える面接をしたいと思います。
もしかしたら、それは面接ではなくて、別の方法もありかもしれません。それはまた別の機会に考えることにしましょう。