最近うれしかったこと

こんにちは。社長です。

急ですが、「社長のひとりごと」をはじめたいと思います。

いつまで続くかわかりません。とりあえずはじめてみたいと思います。

うちのメンバーって頼もしいなあ、と嬉しくなることがあったので、初回はそのことを書きます。

詳細は書けないのですが、最近、ある社員の勤務姿勢に周りが手を焼く、、、ということが起きていました。上司や教育係の先輩社員は、あの手、この手を使って、その社員(仮にAさんとします)のやる気を引き出そうとしたのですが、どうにも良くならない。このまま続けてもいい結果にならない。そんなわけで、社長である私に相談が来ました。

「相談」とは言っても、私が、その社員を直接注意したり、判断を下したりすることはありません。

当事者不在のままでAさんが何を考えているかわからないとどうしようもない。私は、お互いが思っていることを言い合うことが大切だと思いました。

なので、Aさんと、Aさんの教育係の先輩社員、上司2名と私が集まって話し合いの場を設けました。

話し合いの場では、何をやるかといえば、各社員が納得して判断できるように、社員同士の対話を促すファシリテーター(話し合いの場の進行役)と社長の命令ではなく、いち会社に関わる人間として意見をするぐらいです。命令しても心から納得しなければ人は動かない。本当の意味で問題を解決するのは、あくまで社員自身と考えているからです。

そんなわけで、話し合いの場が終わりました。最後、感動して泣きそうになりました。

Aさんを責めるのでなく、社員一人ひとりが互いの本音や心の中にある思いを素直に出し合えたことで、お互いが大事にすることを明確にできて、また前向きにがんばろうという気持ちがみんなに生まれたことがすごいなあと感動したのです。

ちなみに、私は一切命令や指示を出していません。お互いが対話することで、ベストの結論にたどり着いたんです。
うれしかったのは、「相手に分からせよう」とするのでなく「分かり合おうとする」「自分がされて嫌なことは相手にしない」という我が社の価値観を、皆がちゃんと分かってくれているということ。いや、ほんと、自慢の仲間です。

色んな問題や困りごとは、この先も起きると思いますが、こうやって本音を出し合える場がある限り、なんとかなる!って気がしています。